概要

設立の趣旨

誰もが生きていく中で心が疲れたり、時には心の病になったりします。精神障がいは、けっして、自分とは関係の無い別の世界のことではありません。心を病むことで生活が困難になったり、社会の偏見から住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくことが難しくなったりする現状が、まだまだ日本の社会にはあります。
人間関係の中で疲れた心は、人と人との関係の中で癒され回復していくのではないでしょうか。精神障がい者の人たちが、地域社会の中で自分の本来の姿を取り戻していくこと、社会参加の道を模索していくことを支援する「ふらっとコミュニティ」を発足いたしました。
精神障がいを持っていても社会の中で、意義のある人生を送ることが出来るように、さまざまな活動を通して、共に考え、共に歩んでいく。そして、地域住民が精神障がいについて考え、互いに支えあうことの出来る共生のまちづくりを目指すことが「ふらっとコミュニティ」の設立目的です。
設立の趣旨をご理解の上、入会していただけます方は、会員申込書を記入の上、会費を添えて事務局に提出いただきますようにお願いいたします。

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「ふらっとコミュニティ」という名称について

Flat(ふらっと)=平ら Community(コミュニティ)=地域社会 という意味です。
最近では、この「フラット」という言葉は段差のない家屋環境で使われるのを耳にします。段差がない、つまり障がいとなるものがないということから、障がいがある者も無い者も同じ位置に立っているということをイメージしました。また、誰でも「ふらっと」訪れることが出来る拠り所になれたらという思いで「ふらっと」という言葉を使うことにしました。そして偏見のない、互いに支えあうことの出来る地域社会を作っていきたいという気持ちで「ふらっとコミュニティ」と名づけました。
これからは「れあい」、「しさ」、「ながり」、「もに」をキーワードにして活動していきたいと思っています。

ふらっとコミュニティ パンフレット

組織名簿

理事長
森坂 美知枝 (NPO法人 ふらっとコミュニティ 施設長)
理事長
山根 俊恵 (山口大学大学院医学系研究科 教授)
理事
赤瀬 洋介(社会福祉法人 千花千彩 理事長)
和田 昭宏(家族会 陽の杜 会長)
森坂 裕之(タナカホテルグループ 本社経理部)
監事
北坂 修(合資会社 北坂会計事務所 税理士 特定社会保険労務士)

組織の沿革

2005年11月26日
NPO法人ふらっとコミュニティ設立
2006年3月9日
NPO法人認証 第240号
2006年9月1日
「ひだまり(宇部市)」開設
琴芝駅近くに民家を借り、精神障害者の居場所支援を開始
2007年4月1日
日中一時支援事業 受託
2015年
ひきこもり支援開始 宇部市より委託(全国初の取り組み)
 相談、家族心理教育 基礎編(全6回)・実践編(1回/月)
 アウトリーチ、居場所支援、社会参加支援、啓発活動
 8050支援、支援者教育
2017年
ひきこもり・不登校等の親の会「陽(はる)の杜」設立
2019年
「ひだまり」移転(宇部市海南町2番58-1)
2019年
メンタル訪問看護ステーションconamu(心愛夢)開設(精神特化型訪問看護ステーション)※
2020月
ここからサポートセンター開設(居宅介護支援事業所)※
2020年4月1日
ひきこもり支援 山陽小野田市より委託
2022年4月1日
ひきこもり支援 山口市より委託
2022年5月1日
「ひより(山口市)」開設
山口市にて居場所支援開始
※2019年株式会社へ移行

助成金・補助金など

【2005年度】
中国ろうきん NPO立ち上げ助成金 … 10万円

【2006年度】
宇部市民活動基金 … 30万円
総合・循環型福祉サービス推進事業費補助金 … 337万円

【2007年度】
総合・循環型福祉サービス推進事業費補助金 … 30万円
共同募金 … 47.9万円

入会のご案内

設立の趣旨をご理解の上、入会していただけます方は、ふらっとコミュニティまでご連絡をお願いいたします。

(1) 正会員年会費 (いっしょに活動をしてくださる方)
【個人】 一口 5,000円
【団体】 一口 10,000円

(2) 賛助会員年会費 (資金協力してくださる方)
【個人】 一口 2,000円
【団体】 一口 5,000円
【家族会】二口 4,000円

(3) 当事者年会費 
【個人】 一口 1,000円