80代の親が50代のひきこもり等の状態の子どもを経済的・社会的に支える家庭が増えており、「8050問題」として知られるようになってきました。その状況は近年ますます深刻化し、保健・福祉・医療の現場でこの問題に直面する専門職からは、この問題に関わる機会の増加とその支援の難しさに悩む声が聞かれます。
本書は、こうした現状に不可欠な、8050問題への具体的な支援の方法を解説した支援者向けガイドブックでその実践から生まれた、支援の8つのポイント、支援のプロセス、家族・本人のアセスメント、支援者として行う本人・家族とのコミュニケーションなどのノウハウを、豊富な事例とともに解説しています。
8050問題の支援で最も大切な、家族の関係性の“悪循環”を“好循環”に変えていくための関わり方がわかる本書は、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員、保健師、自治体職員、相談支援員、精神科医療関係者、民生委員など、この問題に関わる全ての支援者の方々にとって“必携”と言える一冊です。
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