茶道において新年、初めて炉に釜をかけて行うお茶会を初釜といいます。

先生が新年にふさわしい、おめでたい道具を揃えて下さり、ひとつひとつ、わかりやすく説明して下さいました。

掛け軸は「千年丹頂鶴」、水差しは平戸焼の模様が「青海波(せいかんは)」、茶筅は黒竹、竹筒に入り、桐箱に納められた茶杓等々、作者も名だたる人だと教えていただきました。

日頃のお稽古より、少し緊張してお道具に触れた参加者に「そんな、恐れんでもいいよ」の言葉に緊張も解けた様子でした。

「主菓子もおいしいですね」「難しいですね」「お抹茶は香りも良く、美味しかったです」「足がしびれ固まってしまいました」等々、感想にも笑みがこぼれました。

お抹茶も初切(新しく封を切ったもの)で、道具も素晴らしい物に触れることができ、新しいスタートを切ることができました。

今年も足のしびれを我慢しながら(^o^)茶道体験を楽しみたいと思います。