茶道には座敷スタイル以外にも、テーブルとイスで楽しむ立礼式(りゅうれいしき)というスタイルもあります。
いつも和室でお点前の体験をするのですが、和室が使用できないこともあったのでテーブルでの立礼式を体験しました。
また、「お薄(おうす)」をいつも体験しますが、今回は「お濃(おこい)」を習いました。
濃茶はなんと薄茶の2倍もの量の抹茶を使用します。
そのため抹茶をふんだんに使用するので美味しい高級な抹茶を使うということも習いました。
参加者からも「今日のお茶はいくらくらいするのですか?」との質問もあり、先生も「う~ん、100グラムが8000円くらいです」と照れ笑いをされていました。
また一つの茶碗から抹茶を飲むことは客同士の心を一つにするため(一味同心)の考えがあることも習いました。
その他にもいろんな意味や作法を習った濃茶をいただいた会となりました。
濃茶は苦手という方は参加者7名中1名しかおられなく意外でした。
蒸し暑い梅雨の一日でしたが、苦みのある濃茶で少し気分が変わった気がします。