記事をアップするのが遅くなりましたが、以前から作成に取り掛かっていた板を使う日が9月7日(木)にとうとうやってきました。

なんと、宇部市ときわ公園の「世界を旅する植物館」から講師の方をお招きして「ビカクシダ板付けワークショップ」を行いました!

ビカクシダの板付け・・・?と疑問に思われた方がほとんではないかと思います。”ビカクシダ”も”板付け”もあまり馴染みがないワードですよね。

ビカクシダは園芸品店やホームセンターでも見かけることのある観葉植物でウラボシ科ビカクシダ属の着生シダ植物です。

アフリカやマダガスカル、アジア、太平洋諸島、オーストラリア、南アメリカの熱帯に自生しており、現地では樹木の表皮に着生しています。

ホームセンターではコウモリランという名前で販売されていることもありますが、実はランの仲間ではありません。

コウモリランと呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。

”板付け”というのはこのビカクシダを壁に飾るため、板に着生させてディスプレイ化することです。

愛好家は皆、好みの板に着生させて壁に飾って育てています。

とてもオシャレな植物でインテリアグリーンとして数年前から人気で今もその人気は拡大中です。

以前から取り組んでいた板づくりはこのワークショップのためのものでした。

さて今回のワークショップは11名のメンバーさんが参加され、ビカクシダを板に取り付ける作業を皆で学びました。

皆好みの板を選び、ワークショップスタートです。

今回講師に来てくださった「世界を旅する植物館」で植物を担当し、館内唯一の樹木医である越智大吾先生が優しく丁寧に板付けのやり方をレクチャーしてくださいました。

皆さん真剣なまなざしで作業に取り組まれ、ビカクシダの土代わりとなるミズゴケをテグスで板とシダに括り付ける作業に皆さん苦戦されつつも無事全員完成です。

「初めての作業で難しかった、特にテグスをずれないように上手に縛るのが難しかったです」

「オシャレな観葉植物が手に入ってうれしいです。板と植物のコントラストが素敵です」

「枯らしてしまわないか心配なので上手な育て方を学まないと・・・」

と感想を述べられていました。

カッコいいビカクシダを手にして皆で記念写真を撮り、上手にできてるねーとお互い褒めあったりしつつ解散しました。

以前から計画していたワークショップ、無事成功に終わって一安心です。

「世界を旅する植物館」のスタッフの方々もご協力いただきまして誠にありがとうございました。

ビカクシダが成長して大きくなったらまた記録をアップしようと思います。お楽しみに!

ヤドリギサボテンの画像のようです